ブレーキフルード交換
フルードの交換手順。まずリフトアップしてアルミ4本を外す。外さなくても交換可能な車種もあるが、BNR32の住友キャリパーは外さないと面倒。(^_^;
で、ボンネットを開け、マスターシリンダーのリザーバータンクのフタを外す。新しいブレーキフルード缶を用意し、フタを開けてタイミングよく逆さにしてリザーバータンクへ。これは、フルードの入れ替えまたはエア抜きする過程で、フルードがリザーバータンクから減っていくのでそれを自動で補充するやり方だが、減ったら足していく方法でもOK。
ここからはふたりで作業をするのがベターで、いよいよ入れ替え開始。マスターシリンダーから遠い場所から行うので、BNR32は左リアから。入れ替え係りがブレーキキャリパーのブリーダー(エア抜きバルブ)にタンク付きのチューブを挿し、ブリーダーを緩める。ペダルを踏む係りが、入れ替え係りがブリーダーを緩めた合図に従ってブレーキペダルを踏む。頑張って踏む。合図があるまで何回も踏む。(^_^;;; エンジンを切っての作業なので、ブースター(倍力機)が働かず、結構足の疲れる作業だ。(◎o◎;)
入れ替え係りはブリーダーからエアが出てこなくなった頃合を見て「3回お願いします」の合図。ペダルを踏む係りは3回ペダルを踏むのだが、3回目はペダルを踏んだ状態で静止する。ここで入れ替え係りがブリーダーを締める。
ブリーダーを締めたら踏む係りは休憩。ε=(^o^;)
この作業を残りの3ヶ所も行う。順番は、右リア→左フロント→右フロントだ。そしてエンジンをかけ、ブレーキペダルを踏んで違和感がないかチェック。ブレーキペダルが一番奥まで踏みぬけてしまったら×。また、軽い→重いとか、重い→軽いなど違和感があるとエアを噛んでいるので×。問題なければブリーダー付近をパーツクリーナーなどで清掃し、アルミをつけ、公道に出る前にちゃんとブレーキが効くかチェック。さらに、公道で効きをチェックすればよりベター。
ブレーキフルードは腐食性が強いので、リザーバータンクから溢れたり、ブリーダー付近に漏れや滲みがあればパーツクリーナーや水洗いで流しておく。
インプレ。交換前のフカフカした感ぢがなくなり、しっかりブレーキが効いている感ぢ。ただ、ブレーキパッドが代わったわけではないので、制動距離が縮まったということはないだろう。(たぶん)